栄養素

スピルリナに唯一含まれないビタミンCのお話

スピルリナに唯一含まれないビタミンCのお話

 

どんなに素晴らしいといわれる「健康法」を全部行ったとしても

どんなに「体にいい食品」や「話題の成分」を摂ったとしても

『全栄養素』を毎日しっかりきっちり取らない限りその健康法も食品や成分も意味を成しません。

 

人間の身体は「無数の元素の塊」なので、それを適切に補わなければ「肉体を正常に維持できない」のです。

 

ビタミンもミネラルもタンパク質(アミノ酸)も、全てを総合的にバランスよく摂って、初めて健康が成り立ちます。

なぜ健康を害するのか・・・それは「必要なものを摂っていないから」

簡単な話です。

 

多くの人は何かが足りないと思うと

その足りないものを補おうと「その足りないものに特化した成分」を摂ろうとします。

例えばビタミンCが足りないと感じたらビタミンCを摂る。という感じです。

その中でも

ビタミンA、D、Eなど強い抗酸化力を持つ【脂溶性ビタミン】と、【全てのミネラル】を偏った摂りや多量摂取した場合

内臓や身体に重篤な障害を起こすことがあります。

『マルチビタミン』『マルチミネラル』といったサプリも、自然のバランス配合ではない場合があり、しかも化学的に合成されたもので

天然成分とは分子構造からして違うものだったりします。

健康のために飲んでいるものが、『毒』なることもあるのです。

そもそも

足りないものを補うということではなく、前提として全栄養を摂らないといけないわけです。

この時点で間違っています。

 

その点お勧めしている「スピルリナ」は完全栄養栄養素であり、自然食品です。

ただ、唯一含まれていないのが「ビタミンC」なのです。

 

 

このビタミンCは

日本人のほぼ100%が完全に不足しているという事実があります。

 

今現在の日本の基準では、「15歳以上」の1日の推奨摂取量目安は『100mg』となっています。

 

『ビタミンC』は、他の栄養素と違い唯一無二の『全肉体的に必要な成分』で、リアルタイムで物凄い勢いで消費される「特別なもの」なのです。

知名度が高いビタミンだと思いますが、ある意味で《最も特別なビタミン》で、

その働きは多岐に渡ります。

 

  1. 抗酸化作用: ビタミンCは、活性酸素を抑える抗酸化ビタミンとして知られています。これにより、細胞の酸化を防ぎ、老化や病気のリスクを低下させる効果があります。 
  2. コラーゲンの生成: ビタミンCは、皮膚や血管、骨、結合組織の形成に必要不可欠なコラーゲンの合成を助けます。コラーゲンが不足すると、血管がもろくなり、出血を引き起こす可能性があります。 
  3. 免疫機能の強化: ビタミンCは、白血球やリンパ球に多く含まれ、体内に侵入したウイルスや細菌と戦う役割を果たします。これにより、病気への抵抗力が高まります。 
  4. 鉄の吸収促進: ビタミンCは、食事からの鉄分の吸収を助けるため、貧血予防にも寄与します。 
  5. ストレスへの対抗: ストレスや感染症にさらされると、ビタミンCは急速に消費されます。したがって、ストレスの多い状況では意識的にビタミンCを摂取することが推奨されます。 

等・・・

多岐にわたるビタミンCの働きですが「1日の」推奨摂取量が「100mg」です。

 

人は外部からの『ストレス』を受けた時に、細胞や血液中に『悪玉活性酸素=ヒドロキシルラジカル』が発生し、遺伝子や細胞を通じて体内に大きな「酸化ダメージ」を与えます。

その活性酸素に対して「即応するのがビタミンC」です。

ビタミンCが活性酸素に対して、即座に「酸化されて」活性酸素を還元することによってそれを消去します。

 

たとえば何か突発的な出来事によって、「自覚できるレベル」の大きな驚き・恐怖・悲しみといったネガティブな『ストレス』を受けた時に、そのストレスにより発生した活性酸素を消すために、「一瞬で消費される」ビタミンCの量が「100mg」です。

 

自分自身は「単にただ驚いただけ」の何でもない出来事の、ほんの一瞬の間に、1日の摂取量のビタミンCが失われるのです。

「1日24時間」という時間の中で考えた場合、全くストレスを感じないことなど有り得ますか?

 精神的ストレスでも肉体的なストレスでも同様です。

 

そう考えると人は1日の内に、本当はどのくらいのビタミンCを体は必要としているのでしょうか?

1日100mgじゃあ全く、全然足りるはずもないと思いませんか?

 

最近は様々なメーカーがビタミンCを1000mg以上単位で豊富に含んだサプリやドリンク等を積極的に出していたり、食品類の防腐剤としてビタミンCを配合しているものも多く、「意識していれば」補給できる環境にはあると思います。

ただ、特に病気の改善・回復、あるいは病気の予防や「老化抑止」までも視野に入れた場合

1日に必要なビタミンC摂取量は、【"最低限"「3000mg~5000mg」】は摂らなければいけないということ。

贅沢な理想を言えば、《10,000mg=10g》は欲しいところです。

 

一般的に、ビタミンCの「過剰摂取」による障害や症状は下痢や吐き気などが起きると言われます。

一説には《10000mg以上がボーダーライン》だという研究結果もありますが、

ビタミンC自体「2、3時間程度で尿と共に体外に排出してしまうもの」でもあるので、実質的な過剰摂取の問題はないと言ってよいかもしれません。

【ビタミンCだけは積極的に過剰と思うくらいに「オーバードーズ」(大量摂取)して体には「やっと丁度いい塩梅」】

ということは頭に入れておいたほうがいいでしょう。

 

 

また、サプリメントの情報を周波数で受けてみてはどうかと考えることもできますが

 

【『周波数』のもたらす効果は、《あくまで「その物質の『効果・作用』という『現象』の部分だけ」》であって、たとえば『ビタミンC』の情報を所持している場合、ビタミンC自体の「効果」の恩恵は受けれても、《持っていることによって『栄養成分そのもの』が体に補給されるということでは無い》ということを基礎知識として覚えておく必要があります】

 

たとえ湯舟いっぱいにビタミンCの情報を転写した風呂に浸かったり、『転写水』をいっぱい飲んだとしても、「物理的な栄養素」としての『現物のビタミンC』を摂取していることにはならないため、必要量ちゃんと『現物』を直接的に摂取しなければならないのです。

周波数やエネルギーでは《腹はまったく満たされません。》

人はあくまで『物質』によって存在し、生きている・生きていけるものなのです。

 

『何でもかんでも周波数やエネルギーだけで解決できると考えてはいけない。』のです。

 

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