独り言

やってあげたい!!の裏にあるもの

やってあげたい!の裏にあるもの

子供にこんなことやってあげたい。やらせてあげたい。

OOのためにやってあげたい。

 

こう思ったことは誰でもあると思います。

そういうわたしも

こういう仕事を始めたきっかけも

「お母さんのために何かやりたい」

から始まりました。

お母さんにもっと笑顔になってほしいとか

子育てを楽しめるように息抜きの場を作りたいとか

子連れでも気軽にヨガができいる場所を作りたいとか

そういう

「やってあげたい」という精神からこの活動が始まっています。

でもね。

今は?お母さんたちのために何かやってあげたい!!って思っているか?というと

実はそうでもないのです(笑)

あら。熱が冷めた?!

と感じられてしまうかしら?

 

いやいやいや。そうではないのです。

ある意味呪縛から解放されたように感じています(笑)

 

そう。

やってあげたい!の裏に気付いたからです。

そして

それを強要されやすいということにも気づいたのです。

 

さあ。その裏にどんなことがあったか?

想像できますか?

「やってあげたい!!」と思う。思いが強い方はぜひ考えてみてください。

世界が変わってしまうかもしれません(笑)

 

やってあげたい!!

ご承知の通り

わたしの前職は看護師です。

医療職は特に「患者様のため」奮闘しています。

それが本当に患者様のためになっているかは別として

それが本当に健康に導くものなのかというのは別として

 

誰しもが

病気を治してあげたいと思っているから医療職を目指し、就いたのだと思います。

ただ。例外もいるわけです。

わたしはその例外に当たります(笑)

人生で一度も看護師になりたいと思ったことはありません。

医療職を本気で目指そうなんて思ったことはありません。

医者になったらお金に困らないんだ?いいね?

って思ったこともあるし

女性にしかなれない助産師に興味を持ったことはあります。

ただ

本当になりたくて努力したかというと

そうではありませんでした。

 

ここで前提をお話しておきたいと思いますが

「医療職」を目指す人は「病んでいる」人が多いです。

自分自身が体が弱かったり、病気したことがあったり

体調に関して何らかのトラブルを抱えている・抱えたことのある人が多いです。

だから

「人を救いたい」となるわけです。

そう。

「やってあげたい」の裏には「やってほしい」がある。

「人を救いたい」の裏には「自分を救ってほしい」がある。

 

わかりますか?

そうじゃないかしら??

そして

わたしは

この例外で看護師になりました(笑)

例外

わたしは特に不調もなく、困っていない子でした(笑)

どちらかというと。というか

完璧に!

「人に何かをやってあげたい」という他人目線ではなく

「わたしが!」の子でした(笑)

わたしがやりたいの!っていう子。(笑)

そんな私が看護学校に入るのです。

面接ではかなり指摘されましたよ(笑)

こんなんじゃ看護師にはなれない。とか

患者さんのために働くのよ。とか

合っていないんじゃない?とか(笑)

まあ。

合格はもらえましたけどね(笑)

そんな始まりだったのです。

もちろん

学校に入っても

「人のため」精神を植え付けられました。

じゃないと生きていけなかったからです。

そして

卒業するころには

「あなた変わったわ」「最初はどうなるかと思った」と言われ

優秀者として卒業しました(笑)

そう。

もともとはそうじゃなかったけど

環境によって変化させたのです。

もちろん

病院勤務の時もこの救ってあげたい精神で働いています。

でも

本来の自分はそうではないわけで。

それだもの。ね。

やめたくなりますよね(笑)

そして

結婚を機に仕事を辞め

こちらの世界に移り住みました(笑)

でもね。

ずっと「救ってあげたい」精神で数年間生きてきているので

その後も救ってあげたい。やってあげたい精神は抜けませんでした。

そして

数年前から気づき始めました。

「以前よりもやってあげたい。という気持ちが減っている・・・」と

 

自営業者としての焦り

 

医療職もそうですが

わたしのような個人事業主の方も

お客様・生徒さんのために・・・と思うと思うんです。

それが「薄れている」

どんなコンサルさんでも

「お客様のお困りごとを解決する」ことが

仕事につながるといいます。

 

お客様のために何かをする。

やってあげたい!!救いたい!知ってほしい!

そういう気持ちが原動力として動くはずですが・・・

 

本当にないに等しくなっていました(笑)

 

実はわたしのここ数年の悩みです(笑)

 

でもね。

最近気づきました。

もともと自分はこういう人間じゃなかったんだって。

そのように仕向けられていたんだって。

 

やってあげたいの裏にはやってほしいがあるんだって。

え??ちょっと待って!!

 

お客様・生徒さんにとっては

めっちゃ迷惑じゃないですか??(笑)

 

助けてあげたい!と言っている人は

本当は「自分を助けて!」という思いが奥深くに眠っていると思ったら。

お客様や生徒さん。迷惑ですよね。

自分も助けてほしいのに(笑)

そんな先生嫌じゃない?!

 

そう。わたしはこのタイプじゃないんだと。

だから

やってあげたいことと聞かれても

・・・・??????

になっていました。

 

「やりたいことをやりなさい」

 

この言葉の意味はこういうことです。

自分を助けて!が終わった人しか「やりたいことはやれない」

 

そう考えると

 

「やってあげたい」って

迷惑なことじゃないですか??

 

良かれと思って・・・っていうこと。

本当に相手も良かれと思っているんだろうか?

 

これは子育てにも当てはまりますよね。

 

教えてあげたい!→迷惑です(笑)

ってこと。あるよね。

 

親の役割って何ですか?

 

教えてあげることですか?

 

だとするなら

必要最小限で十分です。

命を守れれば十分です。

命をつないで行ける術を教えてあげてください。

それで十分です。

そして

見守っていてください。安心・安全を与えてあげてください。

それで十分。

余計なことしないでください。

 

例外症例で生きてきたからこそわかること。

ちょっと書かせていただきました。

皆さんもこういうこと

ありませんか?

良ければぜひ教えてくださいね✨

もったいないことしてないかい?

ではなく・・・(笑)

余計なことしてないかい?(笑)

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