膣トラブルに対するケア

膣トラブルについて

なかなか表に出しにくいけれど、かなり悩み深い場合も多い

「膣トラブル」

・性交痛
・膣の乾燥
・擦れて痛い
・膣のゆるみ
・臭い
・かゆみ   等

ホルモンバランスの影響、加齢の影響で仕方がないと思わず

出来る事をやっていきましょう!

 

 

膣トラブルの原因・治療は?

一般的にこのように書かれています。

主な膣トラブル

 

性交痛・乾燥・痛みについて

《原因》
ホルモン減少による腟の乾燥や萎縮が大きな原因。腟の潤いがなくなって萎縮しているため、セックスのときの挿入時やペニスを動かしたときに痛みが生じ、出血を伴う場合も。放っておくと苦痛から性的意欲が低下することもある。また、心理的な要因が原因の場合もあるほか、子宮がんなどの病気の場合もあるので、痛みがひどい場合は婦人科で検査を。

《治療》
エストロゲンを含む腟剤やホルモン補充療法(HRT)を行ったり、潤滑油の使用法の指導などを行う。そのほか、モナリザタッチや、インティマレーザーなどのレーザー治療で腟に潤いや弾力を与える方法や、骨盤底筋トレーニングも効果的。

臭いについて

《原因》
腟内は、乳酸菌の一種であるデーデルライン桿菌(かんきん)によって弱酸性に保たれ、ほかの細菌の侵入を防いでいるが、女性ホルモンの減少や、ストレスや疲労が重なるとこの菌は減ってしまい悪玉菌が増加。そこに、腟内の乾燥も加わると、炎症を起こすことがあり、ニオイが発生しやすくなる。そのほか、腟まわりをきちんと洗っていないことや、乾燥、ムレなども原因なる。

《治療》

専用のソープで腟まわりをきちんと洗って、しっかりと保湿し、清潔に保つのが必須。それでも改善しないなら、最近、腟に入れる乳酸菌や、乳酸菌のサプリメント、腟内を洗浄するアイテムなどが市販されている。

かゆみについて

《原因》
加齢による女性ホルモンの減少で、腟内の乾燥や萎縮が進むと、カサついてかゆみが起きやすくなったり、下着のこすれなどによりヒリヒリ感が出やすくなる。それ以外では、腟まわりやアンダーヘアに汚れがたまっていることも、雑菌が増えてかゆみが出やすくなる原因に。正しく洗い正しく潤すことが、不快感解消の近道といえる。

《治療》
エストロゲンを含む腟剤を用いたり、ホルモン補充療法(HRT)を行ったりするほか、外陰部にはかゆみや炎症を抑える軟膏を用いることも。また、腟内をしっとり、ふっくらさせるモナリザタッチやインティマレーザーなどのレーザー治療も有効。

ゆるみについて

《原因》
腟のゆるみは、加齢に伴う筋肉量の減少によって腟を囲む骨盤底筋がゆるくなるのが原因。出産経験があると特にゆるみやすいほか、便秘などでおなかに力を入れる習慣がある人もゆるみやすい。尿漏れしたり、お風呂からあがるときに腟からお湯が漏れたりするのが腟のゆるみのサイン。放っておくと将来、子宮などの骨盤内臓器が腟から出てしまう骨盤臓器脱になることも。

《治療》
骨盤底筋トレーニングが最も効果的。そのほか、ハイフ(高密度焦点式超音波)で腟内を引き締める治療や、ゆるんだ骨盤底筋を刺激して強化する磁気刺激療法、腟を縮小するレーザー・ヴァギナ・リジュビネーションという手術などの治療法がある。

 

日常生活でやってほしいこと

上記が一般的に調べたら書かれていることです。

最近デリケートゾーンに対する商品も増えており、関心が向いてきていること、そして

お困りの方が増えているということでもあるのでしょう。

美容整形でも膣関連の施術も増えていますね。

婦人科でも取り入れているクリニックも出てきています。

さてさて。

色々なやり方があり、お金を出せば施術で何とかなるかもしれません。

ただ、どんなことでもそうですが、自分でできることってあるのです。

まずは自分で出来ることを行ってみましょう。

ここではそんなセルフケアでとても効果的なものを紹介します。

 

フェムケア

今はフェムケアといわれるようになりました。

要は「膣ケア」です。

ケアしないといけないの???という気持ちになるかもしれませんが

症状が出ており辛いのであればケアする必要があると思いませんか?

これもすぐに病院のお世話になるのですか?

自分でできることです。

なんでも病院に頼らずできることをしませんか??ということをはじめに書かせていただきます。

自分の大切なデリケートゾーンです。

わたしは婦人科ナースなので

皆さんが内診台を嫌がることは嫌というほどわかります。

でも、、、

すぐに病院のお世話になるのですか??って

わたしが聞きたいくらいです(笑)

自分の大切なところは自分でまずはケアしましょう。

当たり前の、基本中の基本です。

自分の膣を触れよう

人に見せたり、触らせるのであれば自分でもできますよね??

自分のものだもの、自分で触れますよね?

トイレのとき、おしり拭いてますもんね??

お風呂のときでも膣に触れ、マッサージしてください。

表面だけではなく、中からもマッサージしてください。

奥に指を入れれば子宮口も触れることができますよ。

月経のある方は毎日触れていると、膣の中の変化もわかるようになります。

乾燥が辛い方は入浴後オイルでもマッサージしてください。

妊婦さんが会陰切開にならないために自己ケアとして行っています。

同じように膣にトラブルのある方は行ってください。

専用のオイルじゃなくてもいいです。

安く済ませたいのであれば

太白ごま油をキュアリングして使ってください。

これは全身にも使えます。

これを毎日行って下さい。

毎日行っていれば必ず変化していきます。

そうすれば病院に行かなくても

形成外科などでレーザーやハイフ等しなくてもよくなるかもしれません。

自分の身体を知るという意味でもぜひ行ってください。

これは本当に色々な膣トラブルに有効です。

本当にお勧めします。

足底からの膣の引き上げ

「地に足がついてる」

脳が、小脳が足の裏が地についていると認識していたら

自然と足の内側のラインが引きあがり膣も引きあがるはずです。

引き上げよう!!と思わなくても「引きあがるはず」なんです。

膣を押し下げず、引きあがった状態でいましょう。

そのためには

骨盤底筋運動も良いのですが「地に足がつく」が出来ていないと

中途半端になります。

ずっと筋肉で引き上げていないといけなくなり
(多分そんなの無理でしょうね)

効果半減すると思います。

膣ケアとともに

「地に足がついている」

足の裏の感覚を養っていきましょう。

https://annfeel.com/lowbd/

こちらの記事も参考にしてください。

地に足がつくと内ももが締まり引きあがってくる感覚があります。

わからない場合はぜひレッスンにいらしてください。

膣トラブルは自分で対処できます。

デリケートな部分だからこそ自分でケア出来たら最高ですよね!!